InDesignの場合、データの展開自体は上位互換なので、下位バージョンのデータを上位で開くことはできます、が、
原則として処理の変化は発生することを前提として考えるしかありません。
ただこれも、検版してチェックすればいいのかというとそこはまた話が違うようには思います。
たとえばなんですが、100ページあるデータを、1ページ1か所、若干の違いが発生したからといって、
それを全部、どのような状態で修正するのかという、指標としての問題が出てきます。
同時に、どうやって元データとの差分を出すのか、という点も関わってきます。
それぞれの元ファイル、一度完成した時点のPDFがなければ事実上、チェックもできないからです。
ですからinddファイルだけではなく、それぞれの最終PDFも残されていなければ確認のしようがないといえます。
なおWindows 10での動作保証バージョンは、CC 2015.x以降になっています。
ですからCS6以前のバージョンについては、もしインストールするにしても自己責任が前提になりますし、
フォント環境が当時のものと同等にできないという前提も踏まえなければなりません。