状況からすると現在はOpenTypeフォントを使用されていると思いますが、
おそらく、古いMacのときはNewCIDやOCFを使われていた可能性がありそうです。
OpenTypeフォントの場合、Adobe-Japan1-4(所謂「Pro」)以上のフォントでは、
通常はルビ用字形を持っているので、必要に応じて切り替えて利用することが可能です。
実際に持っているかどうかを簡単に確認するには、字形パネルを使い、
表示で「ルビ用字形 (ruby)」を選ぶことで一覧確認を含めて行うことができます。
そのうえで、写真植字由来などのフォントの場合、用意されているルビ用字形は
必ずしも親となるフォントと同じ字形ベースとは限らず、親とは異なる書体であったり、
ウェイトについては異なるものが入っていることが多いです。
これについてはAdobeがリリースしている小塚書体でも同様のことがいえます。
ルビについては通常、親となる文字の1/2サイズで印字を行うことから、
印刷時にツブレ・カスレがでないような配慮が必要になってきます。
同時に「読めること」が大事になってきますので、書体バリエーションについては
基本的にはあまり多くありません。
使う文字サイズで考慮を行っていただくのがいいと思います。