前提
- InDesignには、クラッシュしてしまったときに、そのとき開いていた状態を復元する機能があります。
- その復元機能は、復元用の専用データを「環境設定 > ファイル管理 > ドキュメント復帰データ」の設定フォルダへ自動的に保存することで実現しています。
- InDesignがクラッシュしてしまったとき、その後にInDesignを起動すると、復元用データがあればそれを開くかどうかを尋ねてきます。それがそのアラートです。
- なお、InDesignが正常に終了されれば、同時に復元用データが削除されるので、アラートが表示されることはありません。
どのボタンを押せばよいのか
ボタンの意味はこのようになっています。
- はい:復元用データを開きます。同時に、復元用データを削除します。
- いいえ:復元用データを開きません。同時に、復元用データを削除します。
- キャンセル:復元用データを開きません。「いいえ」と異なるのは、復元用データを削除せず、残したままにすることです。なので、次にInDesignを起動したときに、またその復元用データを開くかどう かのアラートが表示されます。
最も無難なのは「はい」を押して復元用データを開くことでしょう。未保存の状態で開かれるので、名前を変えて保存して.inddとして残しておくとよいでしょう。