検知というのが具体的にどういう状況をどのように通知するのか分からないのですが、
文字送りがどのような状況になっているかを、スクリプトで調べる手段はあります。
<横組みの例>
![ScreenShot0.jpg]()
var txf = app.activeDocument.textFrames[0];
var p = txf.characters[0].horizontalOffset;
for (i=1; i<txf.characters.length; i++){
$.writeln(txf.characters[i].horizontalOffset - p);
p = txf.characters[i].horizontalOffset;
}
このスクリプトを実行しますとESTKのコンソールに
3.50000169542101
3.500001695421
3.50000169542101
3.50000169542101
3.50000169542101
3.50000169542101
3.50000169542101
3.50000169542101
3.50000169542101
3.50000169542101
3.50000169542101
-38.5000186496311
8.16667219267951
11.6666732152303
11.6666705237495
-31.5000159316593
2.02995253668891
(以下省略)
というように、前の文字との間隔が出力されます。
この数値を取得しながら、「指定値より大きい場合に何かをする」
スクリプトを書けばよいです。
この例ですと、図の1行目(ベタ)は間隔が3.5で、マイナスになっているのは
改行された後の文字です。
見てわかる通り、「間延び」部分の数値が見た目の文字間隔と異なるのは
InDesignの仕様ですのでこれ以上何かしたいと思ってもできません。
「何かをする」のところは、具体的に「文字に下線をつける」とか
「太字にする」「圏点をつける」などの指示がないと、
誰も何もできませんので、よく考えてください。